◆国際サミット「インド世界経済フォーラム(Synthesis 2025)」にて議長として登壇
2025年12月、インド・コールハープルにある Warana University にて開催された
World Economic Forum 関連サミット(Synthesis 2025) において、AI × 会話力がつくる、これからの未来について、
議長として登壇および全体のファシリテーションを行いました。
会場は、未来を象徴するブルーに包まれた約500人規模の国際的なフォーラム。
国や文化、立場の異なる参加者が集い、これからの社会や経済の在り方について対話が交わされました。
出会った皆さんは国を良くしよう、未来を切り拓こうと熱い想いを放つ方々ばかり。私もインド人のパワフルなスピリットに、何度も心を揺さぶられました。
大学そのものが「一つの街」

開催地となった Warana University は、単なる教育機関ではありません。
キャンパス内にはサトウキビ工場、ミルク工場、マーケット、化学博物館、プラネタリウムなどが併設され、大学そのものが一つの都市機能を担う、非常にユニークな州立大学です。
「学び」「産業」「暮らし」が地続きで存在するこの環境は、未来社会の縮図のようでもありました。
楽しくファンをつくる「おしゃべり」の未来
本サミットでのテーマはFun Fan Chat Future。
AIが急速に進化する時代において、私たちに今あらためて問われているのは、「人の心がどう動くのか」 という根源的な問いです。
• 言葉に感情をのせること
• 楽しさから信頼が生まれること
• 会話を通じて、人と人の関係性が育まれていくこと
現地では、常に前に進み続けるインドの人々の姿勢、そしてリーダーたちが口にしていた言葉が、強く印象に残っています。
「インドは日本から15年遅れている。 でも私たちは50年先を見ている。すでに諦めないマインドは200年先を進んでいる。」
Fun Fan Chat は、世界へ。

一週間の滞在期間ではありましたが、体感としては「1年分の成長」を経験したような、密度の高い時間となりました。
インドは技術や環境の差よりも、諦めないマインドの方が、はるかに先を進んでいると感じました。
会話は、国や文化を超えて、人をつなぎ、信頼を生み、未来を動かしていく。
今回の登壇を通して、その確信をさらに深める機会となりました。この経験を、これから日本へ、そして世界へ伝えていきます。

